初日(07/6/14)
「・・・何やってるの?」
「居残りしゅくだーい」
「委員会から帰ってみれば・・・。何でそれが僕の机まであるの」
「だぁって収まりきらないんだもん。いいじゃん、前後のよしみで貸してよ」
「やだ」
「じゃあ元カレ元カノのよしみ」
「やだ。でも何でこんなにあるの」
「先週一週間分のでぇす☆」
「キミさ、金曜に休日中に仕上げてこいって言われてなかった?」
「何言ってんの。休日はひたすら遊ぶ!これじょーしきでしょ」
二日目(07/6/15)
「翔〜助けて終わんなーい」
「僕今日桜と出かけるんだけど」
「桜・・・あぁ、二組の今の彼女だっけ。かっわいーよねぇ、襲っちゃいそう」
「ねぇ僕今何処にツッコめばよかった?っていうかまだ宿題終わってなかったんだ」
「終わるわけないじゃん、一週間分だよ?」
「それにしては昨日と大して量が変わってないようだけど」
「そうだよね、やったら量減るもんだよね」
「ちなみに昨日何時に寝たの?」
「十時ジャスツ☆」
「…じゃ、僕はこれで」
「裏切り者!あ、桜ちゃん手伝ってよ!」
「芽衣ちゃん?そういうものは自分でやって初めて力になるものよ?」
「…きっつー」
三日目(07/6/17)
「・・・翔、昨日はよくも私を残して行ってくれちゃってー。
どぉせ桜ちゃんとラブラブモード全開だったんでしょ。
あーあー、元カノ置いてってさぁ」
「何拗ねてんの。しょうがないよ、桜可愛いし」
「うわ何その惚気」
「キミだってこの前さんざんリョーヤの惚気したくせに」
「だってホントに格好いいじゃん。サッカー部エースだし。
あんまり喋らないけどわかってくれるし」
「はいはい。で、また終わらなかったわけだ」
「そー。まさか涼に手伝ってもらうわけにもいかないし」
「何で僕はいいわけ」
「あんた特別」
「嫌な特別だよそれ。・・・しょうがないな、今日だけ手伝ってあげる」
「やった!やっさしー!」
最終日(07/6/22)
「・・・何やってんの?お前ら」
2-3の教室を通り過ぎようとして、涼夜は立ち止まった。
「わかんない!?宿題!」
「今日やんないと倍にするって先生言うんだもん!ほら桜ちゃん頑張って!」
芽衣、翔太、桜。
三人が机を寄せ合って本を山積みにして何かしている。
言い方から察するに宿題だと涼夜は理解した。
「これ、芽衣ちゃんの宿題でしょ」
しかも芽衣の。
「うるっさぁい!」
「・・・・・」
「あれ、涼手伝ってくれるの?」
何も言わずに、涼夜は教室に入ると近くの机を引っ張ってくっつけた。
三個だった机が四個になる。
「何で最初に俺に言わなかったんだよ」
「だって部活あるでしょ?それにこんな雑用翔でも使えば大丈夫だって」
「うわ、さり気に酷い。大体、昨日の宿題すらやってないキミが悪い」
「そうそう。今日折角翔太君と遊びに行く予定だったのに」
「あんたたちは何時でもラブラブモード絶好調でしょ。涼、今度どっか行こうよ」
「・・・日曜なら空いてる」
「あ、じゃあWデートなんてどう?」
良い案閃きました、と言いたげに桜が笑顔で提案する。
「いいんじゃない?ベタに遊園地とか」
「ありがちすぎ!」
翔太も賛成するが、芽衣は反論した。
「じゃあ芽衣は遊園地行きたくないの?」
「・・・・・行きたい」
「それじゃ、今度の日曜行こうよ」
「とりあえず、この宿題だけどな」
「・・・・・・・・涼、今必死で現実逃避してたんだから思い出させないで」
結局この山が片付かないと何もできないのである。
やっとメインと名前登場。
最終日はホントは「」の会話文だけだったけど見にくかったから付け足し。
TOP
|