ミレーナ&クロトVer.
(十三歳のレーベにて)

ねぇねぇクロト。

ん?

何で双子の結婚は駄目なのかなぁ。

・・・・いきなり何を言ってんだ、お前。

だってさー、十六になればみんな結構結婚しちゃう人いるじゃん?

まぁな。この前もレシアが婚約したとかいって大騒ぎしてたけど・・・。

しかも目の前で今結婚式とか行われてるし。

いつも世話になってる道具屋のリューンなんだからしょうがないだろ。

でもあたしたちっていつも訓練訓練訓練だからさー。
なんかこう・・・パーッとした話題が欲しいわけよ。

お前の言い分はわかった。
けど何で俺たちの結婚式なんだよ。

え、だって『オルテガの娘と息子衝撃結婚!』なんて格好よくない?

よくない。
つか迷惑なだけだから。

ほら、それは二人の愛の力で何とか―――あ。

何言って―――あ?

・・・クロト、ナーイスキャッチ。
これで次はあたしたちの結婚式に決まりだね。

いや決まるなよ。
つかブーケ受け取ったくらいで何で次は結婚式なんだ。

え、あんた知らないの?
ブーケ受け取った人が次は強制的に結婚式なんだよ。

・・・本当に?

うん。
もしかして何処かのわけわかんない女と結婚する方がいい?

いや、それならミレーナの方がましだけど・・・。

よし、決定。(相変わらずひっかかり易いやつ♪)



クロト&ヒスイVer.
(カンダタ戦前日馬車移動中の早朝にて)

クロト、少し訓練に付き合ってはくれぬか。

嫌だ。

な、何故じゃ!

お前の訓練長い上にきついんだよ。

男が何を言っておるのじゃ!
だらしのない!

大体明日はシャンパーニの塔に着くんだろ。
今体力消耗してどうすんだよ。

そ、それはそうじゃが・・・。

お前の訓練方法じゃ確かに体力はつくけど次の日の疲労が半端ない。

師匠が何時もやっておってメニューの十分の一にも満たないぞ!

・・・お前の師匠何者だ。

何者もなにも・・・うん?
そうなるとクロトより私の方が体力があるということかの?

なっ。

なるほど、素早さでは負け、力は互角、体力は私の勝ちか。

・・・・。

長期戦になればなるほど私の勝つ確率が上がるということじゃの。

・・・・・・・・・・。

よし、ならば私は一人で訓練するとするか!

・・・ヒスイ。

何じゃ?

やっぱり、やる。

そうこなくては!



ミレーナ&ヒスイVer.
(カンダタ戦前日馬車移動中の昼にて)

んー、疲れたーっ。

本は読み終わったのかの?

あ、ヒスイ。
んー、まぁまぁってトコ。
知らない呪文とかいっぱい載ってたからおもしろくって。

前で何をしても本から目を離さなかったのは驚いた。

あー・・・私一つのことに集中すると周り見えなくなるんだよねぇ。

クロトから聞いた。
いいことじゃの。
魔法使いにはうってつけじゃ。

よく言われる。
意識はしてないんだけどなー。

無意識、というのがすごいのじゃ。
もしかしたら武闘家もいけるかもしれんぞ?

やめとく。
でも私剣術は一応やってんだよね。

剣は持っていないようじゃが。

・・・・。

・・・すまない。

いいよ、別に。
剣持って行ける状況じゃなかったし。
まぁクロトもヒスイも居るから安心だけどねー。

うむ。
安心してくれるならなによりじゃ。

欲を言うならもうちょっと怪我を少なくしてくれると助かるんだけど。

・・・努力はする。

頑張って。



プラウザバックぷりーず。